工学な英語
作成:2000-08-31
更新:2000-08-31
多分CQ出版の「トランジスタ技術」の、いつの号だったか忘れましたが
「エンジニアたるもの、英語の原書と和訳本が並んでいたら、喜んで原書に飛びつくようでないとダメだ」(ぐぁ〜耳が痛い)
とかいう趣旨の文章が載っていたと思うのですが(詳しい出典忘却。御存知の方は教えて下さい)
そうは言うものの、なかなかね〜。何が辛いって、斜め読み出来ないのが辛い。
斜め読みするにはやっぱ和文ですよね。
もしも英語も日本語も同じ位堪能な人がいるとすれば、少なくとも速読をした場合の速度って和文の方が速いと思うんですよ。
漢字交じり文っていうのは漢字の部分だけを読む事により、速読できるから。
結構勉強しているつもりでも、専門用語とかになるとやっぱり語彙の問題が出てきますよね。
というわけで辞書の御世話にならざるをえないわけですが、
所謂翻訳支援ソフトは、21世紀も近いと言うの、まだまだにまだ翻訳ソフトじゃないですね〜。
とか言いながら入手したのが、IBMの日英/英日翻訳ソフト(翻訳の王様、英辞郎付き)
何がいいかというと、本体よりも(笑)専門辞書としてのお勧めである「英辞郎」がついていることですね。辞書だけなので、PDICとかの辞書引きソフトと組み合わせる必要がありあますが。
http://member.nifty.ne.jp/eijiro/
(英辞郎は郵送サービス1900円:依頼するか、Niftyからダウンロードする)
http://member.nifty.ne.jp/TaN/
(pdic : シェアウェア、但し未送金でも機能制限無し。)
オンライン辞書として
http://www.alc.co.jp/eijiro/
インターネット常時接続ならオンラインでいいのですが、自分のHDDに入れたいとなると、上記のWebPageから郵送を申し込むか、niftyからダウンロードするかなんですが、なんせ圧縮して20MBくらいあるので、ちょっとクラクラですね。
現在(2000/08)IBMの翻訳の王様を買うと、これが(英辞郎+PDICSL)付いて来ますので、いっそのことそれを買ったほうが早いかも。
まず語彙ですが、あらゆる分野の言葉が入っているらしいのですが、工学分野だけをちゃららっと見てもかなりいけます。
例えば
有限要素法を使って非線型偏微分方程式を解く事により、周波数応答と座屈の安全率を求め最適化を行う
を翻訳の王様で訳させると
Request optimization is done by solving a non-line pattern 偏 differential equation by using some 限 element law 【 the frequency answer and the safety rate of seat 屈 】.
と、かなり苦しい。(なんだ、この「座屈」が「seat 屈」っていうのは?)まぁ、翻訳の王様は本来WebPageを斜め読みするためのものであり、技術文を書くものではないので、比べるのは意味が無いのですが、
文法もさることながら、単語が殆どちゃんと訳せていないですね。
(それでも微分方程式と差分方程式がちゃんと訳せているのは偉いですが)
英辞郎で各単語を読み取ると
|
和文
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王様
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英辞郎
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| 有限要素法 | some 限 element law | finite element method |
| 非線型偏微分方程式 | non-line pattern 偏 differential equation | nonlinear partial differential equation |
| 差分方程式 | difference equation | difference equation |
| 周波数応答 | frequency answer | frequency response |
| 座屈 | seat 屈 | buckling , compression buckling |
| 安全率 | safety rate | margin of safety ratio |
| 最適化 | optimization | optimization |
とまぁ、流石に見事ですね。
PDICはいろいろな辞書を使って表示するソフトですが、インクリメンタルサーチ(入力欄に単語を打っていくと、一文字打つごとに表示が絞られてゆく)
が特に便利だと思います。